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「ジョー・オダネル」の写真展が盛岡で開かれている。中古本で「トランクの中の日本」が安かったのを見つけて入手した。写真の解像度が高くて、より深く、重く心にささる。
そして、「焼き場に立つ少年」だけでなくて、ジョー・オダネルの物語にフォーカスして写真集を「読む」必要があると思いを新たにした。
日本や日本人に敵愾心をもやして軍隊に入隊した米国の青年が、被爆地を歩き、「たじろぎ」ながら人間とその現場を写真に記録し葛藤する。写真を封印し、自らの被爆を知ることとなり、やがて封印を解くまでの、彼の物語から、私たちが学ぶべきこと。
 
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